耐火性能検証法とは
木造建築物に耐火性能が求められた場合に於いて所定の基準を満たすことで
木造耐火建築物として建築可能とする方法。
大臣認定ルートとはせず確認申請で建築可能な手法である。
2013年12月時点に於いてこのルートによる建築はそれ程多くの例が無い。
このルートが使用されない主な理由として、求められる所定の基準が厳しいことにあり、
仕上げを不燃材料とすること
室の用途によって決まる床面積辺りの発熱量が決まっていること
開口部を相当な面積で多く設ける必要があること
柱梁の小径が20cm以上必要であること
等が挙げられる。
厳しい基準をクリアーすることで建築可能となるが用途や機能が制限されたり
金額が折り合わない等で実現が難しい物となっている。
他に木造耐火建築物を実現する方法として
鉄骨を内蔵した木材、木材を不燃ボードで囲んだ集成材等の大臣認定の木質系耐火構造材を
使用する。
社団法人日本木造住宅産業協会発行の木造軸組工法による耐火建築物の設計マニュアル
(施工者、設計者共に講習を受ける必要あり)等がある。
耐火性能検証法によるルート表
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